2024.11.29
INTERVIEW Vol.38(後編)
写真家の横山泰介さんは、日々の暮らしでハイドロフラスクを愛用中。
そのうえ、人のご縁と自然な流れの行く先で、一緒にラジオ番組をやることになりました。
インタビュー後編は、そんな新しいチャレンジ、お気に入りのフレックスストロー、
いつまでも興味がやまないサーフィンとポートレート撮影についてのお話です。
(前編はこちら)
今年3月より、横山さんはFMヨコハマで毎週日曜日朝に放送する番組『SHONAN by the Sea』内にて
「ハイドロフラスク presents 今日も最高じゃん!」のナビゲーターを務めています。
いくつになっても、自由にトライする姿勢は変わりません。
「慣れないことをやっちゃってるよね。でもね、絶えず新しいことをやるのは楽しい。
とはいえ、周りに有名なDJがいっぱいいるなかに、
僕みたいな素人が入っていいのかなっていう気持ちもあるけど、
とりあえず何事もやってみたい。いろいろ勉強になるよ」
それにしても、なぜ門外漢の横山さんに白羽の矢が立ったのでしょうか。
「サーファーの友人が番組を企画してくれたプロデューサーなんだよ。
『いつかラジオでもご一緒させてください』って彼にずっと言われてたんだけど、
僕は『そんなキャラじゃないしな』と思っていた。
そうしたらある日『スポンサー決まりましたよ。ハイドロフラスクです』って連絡が来て。
それで『うれしいな』って気持ちが生まれたの。
ハイドロフラスクは日常的に使っているものだから」
ここでもサーファーのコネクションが活きてきました。
最初はラジオパーソナリティをやることに対して遠慮がちだった横山さんは、
まんざらでもない様子です。
「人のリアクションがおもしろい。
もともとポートレートの撮影が好きだから、人の話を聞くことも好きなんだろうね」
豊富な経験に裏打ちされたトークの人気は上々!
収録後に、毎回かならずゲストのポートレートを撮影することも横山さんの楽しみなのだとか。
撮影場所や海への移動、旅のおともに、ハイドロフラスクは欠かせないという横山さん。
なかでもフレックスストローがお気に入りです。
「僕はそそっかしいから、蓋を開けて飲むタイプだとガボってこぼしちゃったりする。
フレックスストローが発売されて良かった。
あと、何回も蓋を開けたり閉めたりすると保温能力が下がっちゃう。
その点もカバーできる優れものだよ。
ストローをパチッてしまえて衛生的だし、すごく便利。
あれのおかげで、好きなドリンクを持ち出す機会が増えたよね」
続けて、ハイドロフラスクのカラーリングについてこう話します。
「色がみんなきれいなんだよ。だから持っていて楽しい。
場面に合わせて、全色使いたいぐらい。
再利用可能なリフィルボトルは地球環境に配慮したアイテムとしてもいいものだけど、
やっぱりデザインも大事。
どちらも両立して、気分がよく使えることが大切だよね」
どんなときでも洒脱な横山さんの暮らしは、今も昔も海とともにあります。
「いつも波を気にする生活。全然変わらないよね。
こんなこと言っていいのかわからないけど、
昔はね、仕事があって、波があったら波優先なんて時期があったかな。
仕事を休む言い訳として“親戚の葬式”にどれくらい出席したかわからない。
今はインターネットを使えば波の動向がわかるから予定を立てやすいよね。
結局は、波があったらできるかぎりサーフィンをする。
もちろん今は、仕事はばっくれないよ(笑)」
そして最後に、好きなサーフィンに没頭し続け、新しいことにも嬉々として取り組む横山さんに聞きました。
今興味あることはなんですか?
「サーフィン以外では、やっぱりライフワークのポートレート撮影。
サーファーをはじめ、人物を撮り続けること。
一期一会だから、いつも楽しみだよね。
出会って、その人のポートレートを撮らせてもらうことは、自分の発見にもつながる。
そして、写真は残るからおもしろい。
人間は、未来は見えないけれど、過去は見える。
何十年前の写真だって、今見られるわけでしょ。
たとえば赤ちゃんのときに記念撮影する。
その写真を人生の場面場面で見る機会がいっぱいある。
そんなときのために、少しでもいい写真を残せればと思うんだよ。
今はスマートフォンなんかで撮れば上手に写る時代。
だからこそ、記憶に残るいい写真を撮るようにしたい。それが僕の使命だろうね」
TAISUKE YOKOYAMA
1948年東京都生まれ、神奈川県葉山町在住。
『プーさん』『社会戯評』で知られる風刺漫画家の横山泰三が父、
『フクちゃん』を描いた国民的漫画家の横山隆一が伯父という芸術一家で育つ。
鎌倉で暮らした幼少期から海に親しみ、
高校生のころに念願のサーフボードを手に入れた。
学生時代に父親のライカM3で撮影した稲村ヶ崎の写真をきっかけに写真家の道へ。
人の情感を素のままに描き出すポートレートを中心に、
50年以上にわたり写真を発表し続けながら、波に乗り、海とともに生きている。
https://www.instagram.com/taiseye/